2022年12月03日
「天ころりん」展再び、沖縄県博にて
大石林山「沖縄石の文化博物館」で、2022年7月30日から8月31日まで開催した「天ころりん」展が再び開催されることになりました。今回は、沖縄県立博物館・美術館のエントランスホール講座室前で、11月29日から展示されています。無料で観覧できます。
展示の内容は、沖縄県中部読谷村の全く予想だにしない場所から殻径1㌢2㍉の大きさのアンモナイト(菊石)の化石2個が発見されました。博物館で鑑定したところ、古生代のものであることが分かりました。この一帯には、古生代の地層は分布していません。化石や石好きの少年が、マンガンノジュールという黒い鉱物を採取したその中に含まれていました。ススキの茂るわずかなすき間の赤土の表面から見つけ出したようです。
どのような経緯でこの場所にあったのか考え難く非常に不思議なことで、まさに天からころがり落ちてきたかのようなものです。当博物館では、鷲のように鋭い観察眼をもつ「イーグルアイ」の少年として紹介しました。
この度は、両館の主催で那覇や南部地域の児童生徒に紹介することができ、この上ない喜びです。一見いただくことをお勧めします。
(文責 名誉館長 大城逸朗)
展示の内容は、沖縄県中部読谷村の全く予想だにしない場所から殻径1㌢2㍉の大きさのアンモナイト(菊石)の化石2個が発見されました。博物館で鑑定したところ、古生代のものであることが分かりました。この一帯には、古生代の地層は分布していません。化石や石好きの少年が、マンガンノジュールという黒い鉱物を採取したその中に含まれていました。ススキの茂るわずかなすき間の赤土の表面から見つけ出したようです。
どのような経緯でこの場所にあったのか考え難く非常に不思議なことで、まさに天からころがり落ちてきたかのようなものです。当博物館では、鷲のように鋭い観察眼をもつ「イーグルアイ」の少年として紹介しました。
この度は、両館の主催で那覇や南部地域の児童生徒に紹介することができ、この上ない喜びです。一見いただくことをお勧めします。
(文責 名誉館長 大城逸朗)
Posted by 大石林山 at 12:05│Comments(0)
│博物館
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