安須森に笠雲(かさぐも)が出現
空気が湿っていて風が強いとき、山の周りに独特な形の雲が現れることがあります。特に、山の上にできるクバ笠のような形の雲を笠雲(かさぐも)といいます。富士山にできるものが有名ですが、他の山でもできます。
先日5月31日、出先から戻る途中で安須森の上に笠雲が出ているのに気付きました。
国頭村伊地から
謝敷から
宇嘉から
宜名真から
近すぎると滑らかに見えません。
ある程度離れたほうが綺麗に見えるようです。
辺戸岬に回り込んで、裏側から。
左右対称ではなく、下流(北東側)では大きな塊状の雲になっているのがわかります。
他にも、このように本部半島の上で笠雲ができることもあります。
2023年6月18日
2024年5月31日
大気が湿っていて南西から強い風が吹いているときにできるようで、そのような条件は梅雨時期によく起こります。
道の駅許田の海側からが観察・撮影しやすくてオススメです。
梅雨時期に北部に来られる際は安須森や本部半島の上をぜひ気にしてみてください。
(大石林山・服部)
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