ガジュマルロード!

大石林山

2014年11月11日 09:56

ヤンバルの山々の木は、戦後の那覇の復興の為、殆ど切り倒されたそうです。
大石林山も例外に洩れず、多くの木が切られてしまいました。

しかしガジュマルは岩を抱いて育つ為、伐採が困難で、またガジュマルは精霊が宿る聖木と言い伝えられている為、切り残こされたそうです(^○^)。

大石林山は奇岩巨石が林立し、その上に多くのガジュマルが根を張っている為、特に伐採が困難だったのでしょう。
そのお陰で今では、巨大なガジュマルが数多く自生しています。

大石林山の散策路の4コースには、それぞれ特徴のある魅力的なガジュマルがありますが、

亜熱帯自然林コースには巨大ガジュマルが集中しているため、別名ガジュマルロードと呼んでいます。

その中でも特に異彩を放っているのが、樹冠(枝回り)が120メートルもある御願(ウガン)ガジュマルです。
(ウガン)とは「祈り」の意味で、この木が見つかった時、報告書に添付する写真を撮ろうとしましたが、シャッターが切れずカメラが壊れてしまいました。

そして後日ウガンをし、改めて撮影して観たら、ちゃんと写っていました。

その日からこの木を御願ガジュマルと呼ぶようになりました。

この木をバックに「ユーミン」「UA」「堂本光一」さんなどが雑誌やプロモーションビデオの撮影を行っています。

皆様もガジュマルロードを歩いて見ませんか!

大石林山 スタッフ

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