てぃーだブログ › 大石林山 山だより › 地域の話題 › ハーリーの起源

2022年05月25日

ハーリーの起源


GWが終了し、本格的に沖縄では梅雨入りの時期に突入しました。元々湿度が高い沖縄ですが、この時期はさらに湿度が上がってジメジメしています。


さて、この時期の沖縄では各地で『ハーリー大会』が開催されています。ハーリーとは、サバニと呼ばれる沖縄の伝統漁船で競漕する行事のことです。
有名である那覇ハーリーや糸満ハーレーなど様々な地域で行われているハーリーですが、皆さんはその起源をご存知でしょうか?


ハーリーの起源


ハーリーの起源には大きく3つの説があると言われています。

①汪応祖(おうおうそ・琉球の王様)が中国への留学の際に見た龍船を模したものを漫湖で行った。
②久米三十六姓(中国からの帰化人)が那覇江でハーリーを行った。
③長濱大夫という人物が、中国で学んだものを琉球へ持ち帰った。

などがありますが、中国からきたということは共通しているようです。
中国では元は端午の節句の祭事として行われていたものですが、沖縄では豊漁・豊作祈願の祭祀行事として行われるようになりました。

残念ながら今年も新型コロナウイルスの関係により、ほとんどの所で開催中止となってしまいました。3年連続中止と残念な結果ですが、来年こそは開催されるといいですね。


ハーリーの起源

ハーリーの起源

令和元年度宜名真漁港で行われたハーリー大会の様子


(大石林山・新城)



同じカテゴリー(地域の話題)の記事
「沖縄そばの日」
「沖縄そばの日」(2022-10-17 16:22)

しまくとぅばの日
しまくとぅばの日(2022-09-17 16:53)

十五夜とふちゃぎ
十五夜とふちゃぎ(2022-09-11 15:35)

旧暦カレンダー
旧暦カレンダー(2022-08-12 16:34)

慰霊の日
慰霊の日(2022-06-23 09:32)


Posted by 大石林山 at 13:22│Comments(0)地域の話題
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。