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2022年07月18日

浜カンダーと台風

本日7月18日は「海の日」。海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願うという日だそうです。そこで、今日は海にまつわる話を一つ。 

沖縄の海に行くとよく見られる紫色のお花があります。一見朝顔のような形をしているこのお花は「グンバイヒルガオ(軍配昼顔)」、方言では「ハマカンダー」と呼ばれます。
葉が軍配の形をしており、紫色が特徴的な海浜植物です。


浜カンダーと台風


実はこのお花『海の神と陸の神』という名護市に伝わる昔話に登場しています。

ある日、海の神と陸の神が浜カンダーを巡って争いを起こします。激しい雨風を起こす二人の争いは毎年のように行われるため、沖縄では台風が巻き起こるのです。

といった内容なのですが、ここに登場しているのがグンバイヒルガオになります。

残念ながら園内ではみることが出来ませんが、大石林山の付近の海では見る事ができるので、大石林山に立ち寄った際には是非近くの海にてご覧ください。

浜カンダーと台風


(大石林山 新城)


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Posted by 大石林山 at 13:30│Comments(0)自然の話題
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