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2022年10月14日

神職さんによるためになる講話でした!

去る10月9日(日)に、大石林山の本館2階多目的スペースにおいて初となる講演会を開催しました。
講師は1200年続く滋賀県の賀茂神社の神職の岡田能正(おかだ よしまさ)さんです。
今回ご縁あって、大石林山のリピーターのお客様から岡田さんをご紹介いただき、10月8日(土)の沖縄県立博物館での講演会実施に合わせて、大石林山でも特別にご講話いただける運びとなりました。
神職さんによるためになる講話でした!
たくさんのためになるお話をしていただきましたが、その中から2つ私が心に残ったお話を紹介します。

ひとつめは自他ともに楽しく、喜べる行動をしてほしいとのお話がありました。
自分がとる行動は、もし隣に神様、ご先祖様がいたとして、見せられる行動になっていますか?間違っていませんか?怒られませんか?
「それでいいのですか?」と常に自問自答してください。そうすると良い行動は、善い行動になっていきます。善い行動は人々の喜びにつながり、いつか人々から尊敬され、信頼され、護ってくれるようになります。というお話です。他人が見ていなくても一貫して善い事を実践する、陰徳を積むということを分かりやすく教えていただけました。
神職さんによるためになる講話でした!
ふたつめは、沖縄文化を伝え護ってほしいということです。全ての信仰は自然崇拝の派生からなり、大昔の人が自然に対しての驚異、感謝、尊さをあがめ祀って、手を合わせたのが信仰の始まり。人々が恐れ尊い自然に対して惹かれ、導かれるように集まる場所がある。沖縄の御嶽(山)もそうであり、大石林山もそういう場所であるということでした。
昔から人々の祈りの場所として大切にされてきたこの場所で働いている者として、この場所のことをもっと知り、伝えていきたいと思いました。
神職さんによるためになる講話でした!
日本の信仰の原点、先祖を敬い、自然崇拝の考え方が残るのは残念ながら沖縄だけかもしれません。だから沖縄の文化、伝統、精神性を子供たちに伝え、護り、一人一人の行いで世の中を善くしていきませんか?とのメッセージでした。
神職さんによるためになる講話でした!
大石林山ではこれからも、自然や文化をテーマに講演会を開催していきたいと思います。
皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしております。

大石林山(喜瀬ゲンキ)


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Posted by 大石林山 at 20:42│Comments(0)イベント
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