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2011年02月28日

不思議体験レポート 第三回

◆聖地アシムイ(大石林山)不思議体験レポート◆

第三回 フール(トイレ)の神様

昨年「トイレの神様」って歌が大流行しましたネ。
沖縄では「屋敷のウガミ(お祈り)」の時、トイレもウガミするのです。
トイレの扉を開き、お供え物を広げ、中に向かってウガミするのです。
一見異様ですが、それは!それは!!大切なウガミなのです。


最初にその異変に気付いたのは、観光バスのガイドさんでした。

大石林山の散策から戻られた女性客の殆どが、トイレを利用してから
迎えの園内バスに乗り込みます。

平成16年の秋、ガイドさんとトイレの入口付近で談笑しながら
お客様が揃うのを待っていました。


不思議体験レポート 第三回


大石林山では、トイレは特に
清潔にしています。




ところが最後尾に並んでいたはずの、格子模様の服を着た女性客が
なかなか出てきません。具合でも悪いのか心配になり、女性フタッフに
様子を見に行ってもらったら、「誰もいないのですが・・・」
首を傾けながら出て来ました。

ガイドさんも、「そういえば、あのような服装のお客様はいなかった
はずです。」
 ・・・!! 
では、私達が見た格子模様の服の女性は!・・・フール(トイレ)の神様!?

その日から度々そのような不思議な現象が続きました。

でもあの日を境に、まったく現れなくなりました。

大石林山では毎朝かかさず、御来園頂くお客様、ウガン(お祈り)に
訪れるユタ(神人)の皆様、そして聖地で働く職員の為に施設中央に
ある石(祈り石)を、御願所(お祈りする所)として安全祈願をしています。

平成17年夏、「皆さんが毎日心をこめて安全祈願をしてくれているので
祈り石が弁財天の立ち姿に変わられたようですヨ。」と、ニコニコ微笑み
ながら、ユタの仲地さんが話しかけてきました。

不思議体験レポート 第三回


石の右半分。
右を向いた弁財天の立ち姿。
(皆様にはどう移りますか?)







その言葉は私にとって「衝撃」でした。本当に弁財天に見えたからです。
それからは、祈り石を弁財天が宿した石として崇めています。

でも、その日を境に姿を現さなくなったフール(トイレ)の神様を
思うたび、もしかして宿したのは弁財天ではなく、フール(トイレ)の
神様だったのでは!? なんて、心の中では思ったりもしています。

※仲地さんお元気ですか。最近お顔が見えないので淋しく思います。
仲地さんには、いろいろな奇跡を見させて頂きました。
次回の「幻」でも、仲地さんとの体験を少しだけ書かせて下さいネ。


~ 大石林山スタッフ 喜瀬 ~




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