2023年10月21日
大石林山から南十字を狙う 下調べ編
今夜10月21/22日、オリオン座流星群が極大を迎えます。
夜半から明け方にかけて、1時間あたり10個ほどの出現です。
ピークがなだらかで前後数日間は同規模の活動が続きます。
ということで撮影ポイントを探していたところ、偶然、南方向が遠くまで見通せる場所を見つけました。

矢印のあたりが真南です。水平線は見えませんが、かなり低空まで見えている感じがします。
大石林山から南方向がどこまで見えるのか、また、南十字は見えるのか、調べてみることにしました。
ただ、今は季節的に南十字が見えませんので、ひとまず低空がどこまで見えているのかを、他の星を使って探ってみます。
19日の夜、よく晴れていたので撮影してみました。

オキナワスジボタルとオリオン座(左上に一部だけ)。
南国沖縄ではまだホタルが飛んでいます。

90分間の画像を重ね合わせ。

下の方を拡大。
明るいのはエリダヌス座の1等星、アケルナル。
南十字の上端の星がちょうどこのあたりの高さに来ます。
その下にもいくつか星が写っています。

詳しく調べてみると、一番下の星が「みずへび座α星」であることがわかりました。
かなり南の星ではありますが、南十字の下端の星はもっと南にあり、この場所からは見えないかもしれません。
ただ、南十字のうち上3つは確実に捉えられそうです。
南十字が見えるようになるのは1月以降。
快晴の夜に狙ってみることにします。
流星はあまり派手なものが写らなかったので、あと何回か撮影して整理してから紹介したいと思います。
(博物館・服部)
夜半から明け方にかけて、1時間あたり10個ほどの出現です。
ピークがなだらかで前後数日間は同規模の活動が続きます。
ということで撮影ポイントを探していたところ、偶然、南方向が遠くまで見通せる場所を見つけました。

矢印のあたりが真南です。水平線は見えませんが、かなり低空まで見えている感じがします。
大石林山から南方向がどこまで見えるのか、また、南十字は見えるのか、調べてみることにしました。
ただ、今は季節的に南十字が見えませんので、ひとまず低空がどこまで見えているのかを、他の星を使って探ってみます。
19日の夜、よく晴れていたので撮影してみました。

オキナワスジボタルとオリオン座(左上に一部だけ)。
南国沖縄ではまだホタルが飛んでいます。

90分間の画像を重ね合わせ。

下の方を拡大。
明るいのはエリダヌス座の1等星、アケルナル。
南十字の上端の星がちょうどこのあたりの高さに来ます。
その下にもいくつか星が写っています。

詳しく調べてみると、一番下の星が「みずへび座α星」であることがわかりました。
かなり南の星ではありますが、南十字の下端の星はもっと南にあり、この場所からは見えないかもしれません。
ただ、南十字のうち上3つは確実に捉えられそうです。
南十字が見えるようになるのは1月以降。
快晴の夜に狙ってみることにします。
流星はあまり派手なものが写らなかったので、あと何回か撮影して整理してから紹介したいと思います。
(博物館・服部)
Posted by 大石林山 at 14:12│Comments(0)
│自然の話題
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